いいことアルカも食と健康

2018年4月 1日

とっておきレシピ~便秘予防~

便秘とは、便中の水分が少なく便が硬くなったり、便の通り道である腸が狭くなったり、排便が困難または排便がまれな状態をいいます。

 

便秘は、腸の機能異常による便秘と腸の病気による便秘の大きく2つに分けられます。腸の機能異常による便秘はさらに弛緩性便秘・痙攣性便秘・直腸性便秘3つに分けられ、日本人の便秘の約2/3弛緩性便秘といわれています。弛緩性便秘の予防や治療には、規則正しい日常生活・食事・排便・適度な運動を心がけることが大切です。

 

今回は弛緩性便秘の方におすすめな、腸を刺激するレシピをご紹介します!

 

1.豚肉入りきんぴらごぼう丼 

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【材料(2人分)】

白米+玄米(1:1) 2杯分
ごぼう 1/3本(60g)
にんじん 1/4本(20g)
豚肉切り落とし 60g
しめじ 40g
こんにゃく 40g
いんげん 20g
キムチ 40g
いりごま 適量
☆濃口しょうゆ 大さじ1
☆みりん 小さじ2
☆砂糖 小さじ2
☆酒 小さじ2
☆和風顆粒だし 1g
ごま油 小さじ1

 

 

 

【作り方】

1.ごぼうはささがき、にんじんは千切り、豚肉、しめじ、こんにゃくも食べやすい大きさに切る。

2.いんげんは冷凍のものは解凍、生の場合は湯がいておく。

3.☆の調味料を混ぜ合わせる。

4.ごま油をフライパンにひき、豚肉を炒める。火が通ってきたら他の具材を入れて炒める。

5.☆の調味料を入れ味が絡むように炒める。

6.ご飯の上にきんぴら、キムチ、いんげんを盛り付け、最後にいりごまを振りかける。



※こんにゃくは喉につまりやすい食材です。高齢者や乳幼児がいるご家庭では、小さく切って調理してください。



 

【栄養情報】 

アレルギー表示:ごま、豚肉

エネルギー 炭水化物 たんぱく質 脂質 食塩相当量
434kcal 81.4g 13.8g 4.6g 1.9g

(1人分)

 

 

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ごぼう、しめじ、玄米には不溶性食物繊維が含まれており、こんにゃくには水溶性食物繊維が含まれています。食物繊維は、消化されずに腸を通り、便量を増大させ、排便リズムを回復させることで便秘を防ぐ働きがあります。また、乳酸菌などのエサにもなり、善玉菌の増殖を促します。キムチには乳酸菌が含まれており、乳酸菌は腸内の環境を整える働きがあります。

余ったらかき揚げやお弁当のおかずにも使えます。豚肉を牛肉に変えてもおいしくできます。今回はキムチを付け合せにしましたが、チーズを入れてもおいしく、乳酸菌も摂れるので、ぜひお試しください!!

 

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