いいことアルカも食と健康

2018年5月 1日

とっておきレシピ~食中毒予防~



若葉萌える好季節となりました。来る梅雨の時期、高温多湿による食中毒が多く発生します。

 

食事を準備する時には、病原となる細菌を

 

「付けない(清潔、洗浄)・増やさない(迅速、冷却)・やっつける(加熱、殺菌)」の3原則で、

 

食中毒を予防しましょう。



1.鶏ささみの梅照り焼き

【圧縮】梅照.png


【材料:2人分】

  

鶏ささみ 150g
小麦粉 少々(1~2g)
れんこん 90g
大葉 6枚(4g)
1個(20g)
ごま油 小さじ1
みりん 大さじ1
薄口しょうゆ 大さじ1/2

 


【作り方】

 

1.れんこんを35mm位の薄切りにし、水にさらした後、レンジで約2分ほど加熱する。

 

2.大葉を半分に切る。

 

3.鶏ささみを1口大のそぎ切りにして、小麦粉をふった後、大葉を巻く。

 

4.フライパンにごま油を入れ、①と④を並べ、ふたをして焼く。

  返しながら、さらに焼く。

 

5.梅干しをちぎりながら加え、みりんと薄口しょうゆを入れて火を強め、

  たれをからめながら焼く。

 


【栄養アドバイス】

 

梅干しにはクエン酸などの有機酸や塩が含まれており、解毒・殺菌・防腐作用があります。

 

大葉には抗酸化作用が高い香り成分のペリルアルデヒドが含まれており、 

殺菌効果・食欲増進効果があります。

 

また、脂肪酸により免疫力を高める効果も期待できます。


【栄養情報】 

アレルギー:鶏肉

エネルギー 炭水化物 たんぱく質 脂質 食塩相当量
156kcal 12.5g 18.6g 2.7g 1.5g

                             (1人分)

 


2. じゃがいものカレー炒め

【圧縮】カレー炒め.png


【材料:2人分】

じゃがいも 300g
いんげん 60g
塩こしょう 少々
カレー粉 小さじ1/2
砂糖 小さじ1/2
コンソメ顆粒 小さじ1
オリーブオイル 小さじ1

 


【作り方】

1.じゃがいもを1cm幅の細切りにし、水にさらした後、レンジで約2分加熱する。

 

2.いんげんを23等分に切り、さっとゆでる。

 

3.フライパンにオリーブオイルを入れ、じゃがいも、いんげんの順に炒める。

 

4.塩こしょう、カレー粉、砂糖を振り入れて混ぜながら炒める。

 

5.最後に水で溶かしたコンソメを入れて味を調える。

 


【栄養アドバイス】

カレー粉に含まれるターメリックには防腐効果を高めるクルクミンという

色素成分が含まれており、食中毒予防に効果的です。

 

じゃがいもの芽にはソラニンという腹痛や頭痛、嘔吐などの症状を引き起こす

神経毒がありますので、下処理の際に全て取り除きましょう

新鮮なものを選び、調理の際は、中心部までしっかり加熱してください。

 

 


【栄養情報】

エネルギー 炭水化物 たんぱく質 脂質 食塩相当量
91kcal 16.5g 1.9g 2.3g 0.8g




(1人分)


matome.png

梅干しと大葉は食中毒予防にぴったりの食材です。

 

酸味は唾液を多く分泌し、唾液中のアミラーゼが消化吸収を助けるとともに、胃腸の消化液の分泌を促す働きもあります。

 

どちらのレシピもお弁当のおかずにもおすすめです。ぜひご活用下さい。

トップに戻る