とっておきレシピ～花粉症対策～
花粉症とはスギやヒノキなど植物の花粉が原因となってアレルギー反応（異常な免疫反応）
を起こす病気です。
薬のように即効性はありませんが、食事によって体質を改善することも花粉症対策の一つです。
アレルギー物質と戦うには免疫力を高める必要があり、免疫機能のほとんどは腸内細菌が作るといわれています。まずは、腸内環境を整え、悪玉菌を減らして善玉菌を増やすことが大切です。
老廃物を排出する食物繊維や、善玉菌筆頭の乳酸菌、乳酸菌のエサとなるオリゴ糖が含まれる食材などを摂るようにし、花粉症に負けない体づくりを目指しましょう！！
1.あさりの和風味噌パスタ
【材料：2人分】
| 玉ねぎ | 中1個(約200g) |
| 油 | 適量 |
| 熱湯 | 1/2カップ(100ml) |
| パスタ | 2束(200g) |
| 味噌 | 大さじ1(18g) |
| アサリ | 16～18個(約200g) |
| 濃口醤油 | 小さじ1(6g) |
| 青ネギ | 適量(約20g) |
【作り方】
※アサリは殻をよく洗い、砂抜きをしておくこと
１．玉ねぎは繊維に沿って薄切り、青ネギは小口切りにしておく。
２．フライパンに油をしき、玉ねぎがしんなりするまで炒める。
３．パスタを標準の茹で時間より3分早めに固茹でし②に入れる。
４．お湯に味噌をとき、醤油も混ぜて③のフランパンに加え、軽く混ぜる。
５．アサリを加え、蓋をして中火で殻が開くまで蒸し、仕上げに青ネギを散らす。
【栄養情報】
| エネルギー | 炭水化物 | たんぱく質 | 脂質 | 食塩相当量 | ビタミンC |
| 440kcal | 83.1g | 16.8g | 2.7g | 2.6g | 9㎎ |
（１人分）
※アサリは殻を取り除いた重量で計算しています
アレルギー表示：小麦
2. おからとヨーグルトの簡単ケーキ
【材料：ケーキ型４号 １台分】
| 生おから | 100g |
| ヨーグルト(無糖) | 120g |
| はちみつ | 大さじ2 |
| 卵 | 2個 |
| バナナ | 1本 |
| レモン汁 | 少々 |
【作り方】
１．バナナを小さめにちぎり、レモン汁をかけておく。
２．ボールに全ての材料を入れてよく混ぜる。
３．レンジ対応の容器に入れ、ラップをせずにレンジで600W10～12分加熱。様子をみて、30秒ずつ追加して加熱してください
※冷蔵庫へ入れて保存してください
【栄養情報】
| エネルギー | 炭水化物 | たんぱく質 | 脂質 | 食塩相当量 | 食物繊維 |
| 108kcal | 14.9g | 4.8g | 3.6g | 0.1g | 2.5g |
（１／５切れ分）
アレルギー表示：大豆、卵、はちみつ、バナナ
【注意】はちみつにボツリヌス菌が含まれている場合があります。
腸が未熟な赤ちゃんはボツリヌス菌を吸収してしまい、中毒を起こす恐れがありますので食べさせないようにしましょう
アサリにはミネラルが豊富に含まれており、疲労回復力・免疫力の向上、生活習慣病の予防、血液・血流の正常化等の効果効能が期待できます。
また、発酵食品である味噌は、酵母や乳酸菌だけでなくアミノ酸、ビタミン、ミネラル、食物繊維等多くの栄養素を含んでおり、その効果効能から"医者いらず"と言い伝えられています。
ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が豊富に含まれています。そして、おからには食物繊維が、バナナにはオリゴ糖と食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整えるには最適な食べ物です。
☆花粉症を和らげるのに効果的な食べ物☆
《発酵食品》《食物繊維》 腸内環境が整い、免疫機能改善が期待できる
《青背の魚》 EPA・DHA等には、アレルギー反応を抑制する働きがある
《ビタミンA・C・E》 活性酸素の力を抑える、抗酸化作用がある
☆控えたい食品・生活習慣☆
肉の脂肪や甘いものの摂りすぎ、コーヒーなどの刺激物、過度の飲酒、喫煙、
睡眠不足などは症状を悪化させる要因となるので注意しましょう
