とっておきレシピ~お正月~
お正月には、各家庭で年神様という神様を迎える風習がありました。
大みそかの夜、年神様に供えた餅などを元日に煮込んで食べるのがお雑煮です。
お雑煮には、神様が食べたものと同じ餅を食べて、その力を得て、一年間無事に過ごすという意味が込められています。
お雑煮は地方によって様々な種類があります。
今回は、関東風と関西風のお雑煮をピックアップ!食べ比べも楽しいかも!
1.関東風お雑煮
【材料:2人分】
切り餅 | 2個 |
鶏もも肉(皮なし) | 60g |
小松菜 | 1株 |
にんじん | 30g |
だいこん | 60g |
乾しいたけ | 2個 |
ゆず | お好みで |
乾しいたけの戻し汁 |
400ml ※足りない場合は水を足す |
酒 | 大さじ1 |
うすくち醤油 | 大さじ2 |
【作り方】
1.乾椎茸はかさを上向きにし、ひたひたになる位の冷水に浸す。ラップをして半日~1日置いておく。
2.にんじん、だいこんは薄いいちょう切り、戻した椎茸は軸を切り落とし薄切り、小松菜は熱湯で茹でて、3センチほどに切っておく。
3.鶏もも肉は小さく切る。
4.鍋に乾椎茸の戻し汁、酒、醤油、③を入れ中火で加熱する。ふつふつとしてきたら小松菜以外の②を入れ中火で火が通るまで加熱する。
5.切り餅をトースターで焼き色が付くまで5分ほど焼く。
6.焼いた餅を椀に入れ、④をかける。小松菜を盛りつけ、お好みで柚子をちらす。
【栄養情報】
アレルギー:鶏肉
エネルギー | 炭水化物 | たんぱく質 | 脂質 | 食塩相当量 |
195kcal | 37.9g | 5.6g | 1.1g | 1.5g |
(1人分)
2. 関西風お雑煮
【材料:2人分】
丸餅 | 2個 |
小松菜 | 1株 |
さといも | 2個 |
にんじん | 30g |
だいこん | 60g |
乾しいたけ | 2個 |
ゆず | お好みで |
乾しいたけの戻し汁 |
400ml ※足りない場合は水を足す |
白みそ | 50g |
【作り方】
1.乾椎茸はかさを上向きにし、ひたひたになる位の冷水に浸す。ラップをして半日~1日置いておく。
2.にんじん、だいこんは薄いいちょう切り、戻した椎茸は軸を切り落とし薄切り、小松菜は熱湯で茹でて、3センチほどに切っておく。
3.さといもは、軽く茹でてから皮をむき、半月切りにする。
4.鍋に乾椎茸の戻し汁、白みそを入れ中火で加熱する。ふつふつとしてきたら小松菜以外の②と③を入れ中火で火が通るまで加熱する。
5.丸餅を熱湯で茹でる。
6.茹でた餅を椀に入れ、④をかける。小松菜を盛りつけ、お好みで柚子をちらす。
【栄養アドバイス】
お味噌は日本人の食生活には欠かせない伝統食品です。
大豆や米、麦などから作られるお味噌には美味しさ以外にも秘められたパワーがたくさんあります!
コレステロールの抑制:大豆油に含まれる有効成分のリノール酸、大豆レシチンがコレステロールを抑制。
がん予防:イソフラボンやトリプシンインヒビターの働きにより、胃がん、肝臓がん、乳がんの予防に効果があると言われている。
老化防止:抗酸化作用のあるビタミンEやサポニンが細胞を若々しく保つ。その他アミノ酸の作用による消化促進、微生物による整腸作用、リノール酸による美肌効果、糖尿病や高血圧などの生活習慣病予防が期待できる。
【栄養情報】
アレルギー:味噌
エネルギー | 炭水化物 | たんぱく質 | 脂質 | 食塩相当量 |
198kcal | 30.2g | 11.7g | 2.0g | 2.9g |
(1人分)
餅はのどに詰まりやすい食材です。
高齢者や乳幼児がいるご家庭では、小さく切ったりやわらかく煮たりして食べやすいよう調理してください。