いいことアルカも食と健康

2020年12月15日

とっておきレシピ~減塩~

 

日本人は1日の平均塩分の摂取量は1112gと言われており、塩分を多く取りがちな傾向にあります。

 

塩分のとりすぎは生活習慣病の一つである高血圧にも深く関係します。

 

今回は、塩分控えめでも美味しく食べられるコツをご紹介します!

1.和風ポトフ

ポトフ (1).jpg


【材料:2人分】

  

人参 1/2個
かぼちゃ 60g
玉ねぎ 1/2個
長ねぎ 10cm
キャベツ 1/8個
鶏もも肉 160g
大根 100g
昆布 3cm
300ml
こしょう 少々

 


【作り方】

 

1. 人参、玉ねぎは乱切り、かぼちゃは馬蹄形、長ねぎは斜め切り、キャベツはざく切り、大根はいちょう切りにする。

 

2.かぼちゃは表面を濡らしてラップをし、600Wで3分半加熱する。

 

3. 鶏肉は一口大に切り、表面に焼き色がつくまで焼く。

 

4. 鍋に昆布と水、鶏肉、人参、大根を入れて火にかける。

 

5. 沸騰したら、玉ねぎ、長ねぎ、キャベツ、かぼちゃを加える。

 

6.人参に火が通ったら器に盛りつける。こしょうをふって出来上がり。

 


【栄養情報】 

アレルギー:鶏肉

エネルギー 炭水化物 たんぱく質 脂質 食塩相当量
295kcal 21.3g 16.9g 15.7g 0.1g
(1人分)


 


 

【栄養アドバイス】

 

多くの野菜には利尿作用のあるカリウムが含まれており、体内の塩分を外に排出する役割があります。

 

また、昆布や野菜には旨味成分であるグルタミン酸が含まれています。減塩による味の薄さも、グルタミン酸による旨味で味を楽しむことができます。

               

旨味成分はグルタミン酸以外に、肉類やカツオ節などに含まれるイノシン酸、きのこ類に含まれるグアニル酸があります。

 

異なる旨味成分を合わせることで相乗効果により、旨味をより感じやすくなります。


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減塩のコツ

☆柑橘類、香辛料、お酢、香味野菜で酸味や辛み、風味などを活かす

☆だしの旨味を活かす

☆味付けは仕上げのみにする

☆調味料は料理にかけず、小皿に分けてつけて食べる

☆野菜を取り入れた食事を意識する

☆アルコールは控えめに!

 

 

 

高血圧の予防には減塩は必要不可欠です。

日頃から減塩のコツを意識して、少しずつ薄味に慣れていきましょう!

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