とっておきレシピ~脂質異常症対策~
脂質異常症とは、血液中の中性脂肪やLDL(悪玉)コレステロール値が高い、
またはHDL(善玉)コレステロール値が低い状態のことをいいます。
自覚症状はありませんが、放置しておくと気付かないうちに動脈硬化が進行し、
さまざまな病気を引き起こしてしまいます。
日常の食事のひと工夫で血液中の脂質バランスを整えましょう。
目次
1.サバ缶と野菜のホイル焼き
【材料:2人分】
サバ水煮缶 | 2/3缶(120g) |
キャベツ | 4枚(100g) |
にんじん | 1/4本(25g) |
ピーマン | 1/2個(20g) |
オリーブ油 | 大さじ1/2(6g) |
こいくちしょうゆ | 小さじ1/2(3g) |
粗びきこしょう | 少々(0.02g) |
★カット野菜を使ってもOK
【作り方】
- キャベツは食べやすい大きさに切り、にんじんは短冊切り、ピーマンは細切りにする。
- アルミホイルに①の野菜、汁気を切ったサバ缶をのせて包む。
- フライパンに②をおいて蓋をし、中火で5分、弱火で3分程加熱する。
- 野菜がしんなりしたら器にのせ、オリーブ油、しょうゆ、粗挽きこしょうをかける。
★お好みできのこを加えたり、最後にレモンやすだちをかけてもOK
【栄養情報】
アレルギー:なし
特定原材料7品目を材料として使用していませんが、特定原材料28品目及び
それらを含む調味料等につきましては各原材料表示欄を参照ください。
エネルギー | 炭水化物 | たんぱく質 | 脂質 | 食塩相当量 |
161kcal | 4.5g | 13.5g | 9.6g | 0.8g |
(1人分)
【栄養アドバイス】
サバなどの青魚に豊富に含まれるEPAやDHAは、余分な中性脂肪や
LDLコレステロールを減らし、血液の流れをスムーズにする働きがあります。
EPAやDHAは空気に触れると酸化し、せっかくの効果が減ってしまいますが、
サバ缶はサバを水揚げ後すぐに加工し、密閉した状態で加熱する為、酸化が抑えられます。
また、骨まで食べられることなどからサバ缶は生サバより栄養が豊富だと言われています。
オリーブ油は他の油に比べ、オレイン酸を多く含みます。
オレイン酸はHDLコレステロールに影響を与えず、LDLコレステロールを減らします。
しかし、身体に良い油もエネルギーオーバーになりやすい為、摂り過ぎに注意が必要です。
野菜等に含まれる食物繊維は、コレステロールの吸収を抑え、排泄を促す働きがあります。