とっておきレシピ~入学・卒業~
春は卒業や入学などお祝いごとが重なるシーズン。
今回はお祝いごとにぴったりな食材「鯛」を使った2種類のレシピをご紹介いたします。
1.鯛のカップ寿司
【材料:2人分】
米 | 1合(約150g) |
★水 | 180ml |
★米酢 | 大さじ1(約15g) |
★砂糖 | 大さじ1と小さじ1/3(約10g) |
★塩 | 小さじ2/3(約4g) |
菜の花 | 50g |
塩(塩茹で用) | 少々 |
梅干し | 1つ |
鯛(加熱用) | 30g |
塩こしょう | 少々 |
サラダ油 | 小さじ1/2(約2g) |
鯛(飾り用) | 30g |
卵 | 1個 |
白だし | 小さじ1(約5g) |
サラダ油 | 小さじ1/2(約2g) |
いくら | お好みで |
【作り方】
- ご飯を炊き、★を混ぜ合わせたものをまわしかけ、酢飯をつくる。
- 菜の花は根元のかたい部分を切り落とし、塩茹でして水にさらす。水気をきったら、茎の部分は刻み、つぼみの部分はざく切りにする。梅干しは、細かく刻んでおく。
- 卵と白だしをよく混ぜ合わせる。フライパンに油をひき、強火で熱したら卵液を流し込む。卵液が均一になるようにのばし、1分ほど加熱する。焼けたら端をもって裏返し、もう1分ほど加熱し、出来上がったら冷まして細切りにする。
- 熱したフライパンに油をひいて、鯛を焼き、塩こしょうで味を付ける。
- 酢飯を半分に分け、②の茎の部分と梅干しをそれぞれ混ぜ合わせた酢飯をつくる。
- 5が層になるようにカップに盛り、その上に焼いた鯛をのせて、錦糸卵を散らす。飾り用の鯛を巻いてバラの形にしてのせ、お好みでいくらを飾り、2のつぼみを添える。
【栄養情報】
エネルギー | 炭水化物 | たんぱく質 | 脂質 | 食塩相当量 |
438kcal | 66.4g | 19.9g | 8.7g | 3.3g |
(1人分)
2. 鯛のお吸い物
【材料:2人分】
鯛(切り身) | 1切れ(約100g) |
大根 | 20g |
にんじん | 20g |
ねぎ | 2g |
水 | 400ml |
白だし | 25ml |
【作り方】
- 鯛の切り身を食べやすいサイズのぶつ切りにし、お湯にさっとくぐらせて、冷水にとり、水気を切る。
- 鍋に水と白だしを入れて火にかけ、煮立ったら弱火にして鯛を入れ、アクをとりながら5分ほど煮込む。
- 大根とにんじんを加えて、強火で3分ほど煮込む。
- 器に注いで、ねぎをのせる。
【栄養情報】
エネルギー | 炭水化物 | たんぱく質 | 脂質 | 食塩相当量 |
100kcal | 2.4g | 11.0g | 4.7g | 1.5g |
(1人分)
鯛は良質なたんぱく質を豊富に含み、脂質が少ないことが特徴です。
良質なたんぱく質は、体力や筋力、免疫力を向上させ代謝を促進する働きがあります。
季節の変わり目で体調を崩しやすいこの時期に、しっかりと食べてほしい栄養素です。
また、鯛は青魚ではありませんが、中性脂肪やコレステロールを下げ血液の流れを改善する効果などが期待されている、多価不飽和脂肪酸のドコサヘキサエン酸(DHA)とイコサペンタエン酸(EPA)も含まれています。
春は別れの季節です。しかし新たなスタートの始まりでもあります。
思い出を彩る食卓に、今回のメニューはいかがでしょうか♪