いいことアルカも食と健康

2022年6月 1日

とっておきレシピ~糖尿病~

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糖尿病の食事療法の基本は、自分の適正なエネルギー量を知り、その範囲内でまんべんなくさまざまな食品を栄養バランスを考えて摂ることが大切です。今回は、これから旬を迎える夏野菜をたっぷり使ったカレーの風味が食欲をそそるレシピをご紹介します。

1. 夏野菜カレー炒め

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2. 材料(1人分)

 

豚もも肉薄切り 80g
トマト 1/2個
玉ねぎ 1/4個
パプリカ 1/4個
なす 1/3個
ししとう 2本
にんにく 3g
しょうが 5g
オリーブオイル 小さじ1
1g
カレー粉 小さじ1
ウスターソース 小さじ1

  

【アレルギー表示:なし】

※特定原材料7品目を材料として使用していませんが、特定原材料28品目及びそれらを含む調味料等につきましては各原材料表示欄を参照ください。

 

【1人分の栄養成分表示】

エネルギー 炭水化物 たんぱく質 脂質 食塩相当量
243㎉ 18.9g 12.7g 17.0g 1.6g

3.作り方

 

  1. 豚もも肉は食べやすい大きさに切る。トマトと玉ねぎはざく切り、パプリカは細切り、なすは半月切り、ししとうは斜め切りにする。にんにくとしょうがはみじん切りにする。
  2. フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくとしょうがを弱火で炒める。豚もも肉を加え、色が変わり始めたらカレー粉を振り入れる。
  3. 玉ねぎ、パプリカ、なす、ししとう、塩を加え火が通ったらトマトを加えざっと炒める。
  4. 最後にウスターソースで味を調える。

 

4.レシピのポイント

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【豚肉】 糖質の代謝に必要なビタミンB1が含まれています。特にヒレ肉やモモ肉といった脂身の少ない部分に豊富に含まれています。玉ねぎやにんにくに含まれるアリシンと一緒に摂ることでビタミンB1の吸収や効果が高まります。

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【食物繊維】野菜、きのこ、海藻など食物繊維を多く含むものは、食物の消化吸収をゆっくりにし、血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。食物繊維を多く摂っても、少ないエネルギーで満足感が得られ、食べ過ぎを防ぐことができます。

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【香辛料・香味野菜】合併症を防ぐ為に減塩は重要です。香辛料や香味野菜、酸味、だしの風味などをきかせることで塩分量を抑えることができます。今回のレシピではにんにく、しょうが、カレー粉を使用しました

5.おすすめ特定保健用食品のご紹介

【難消化性デキストリン】 とうもろこし等の天然デンプンから作られる水溶性の食物繊維です。食後の血糖値・中性脂肪の上昇抑制、整腸、内臓脂肪の低減などの作用があります。

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