いいことアルカも食と健康

2023年2月 1日

ためになるお米の栄養と知識

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こんにちは。アルカ管理栄養士のOです。

日本人の主食といえばお米!とういう方が多いですよね。

お米は小麦、トウモロコシと並び、世界の三代穀物といわれています。

毎日当たり前のように食べているお米。

みなさんはお米についてどれくらい知っているでしょうか。

今回はわたしたちの食生活にかかせないお米について紹介していきたいと思います。

 

 

1. 米の伝来

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日本食にかかせないお米ですが、お米はもともと日本にあったのでしょうか?

実はお米(イネ)は日本に自然に生えていたのではなく、縄文時代後期に、朝鮮半島か中国の揚子江あたりから北九州に伝わりました。

弥生時代中期には、本州の1番北(青森辺り)でもお米が作られていたようです。

また、北海道では明治時代になってから作られるようになりました。

 

2. イネの種類

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世界で栽培されているイネにはアフリカイネとアジアイネがあります。

アフリカイネはアフリカ西部でごくわずかに生産されているだけで、ほとんどのイネはアジアイネです。

アジアイネはさらに3種類に分けられます。

 

ジャポニカ種(日本型イネ)

日本人がよく食べているのはジャポニカ米です。

日本の他に朝鮮半島、中国東北部、ヨーロッパの一部で作られています。

米の粒が短く炊くとやわらかくてねばりとつやが出るのが特徴です。

 

インディカ種(インド型イネ)

中国の中南部、タイ、ベトナム、インド、マレーシア、バングラデシュ、フィリピン、アメリカなどで作られています。

米の粒が細長く、炊いてもかためでパサパサです。

 

ジャバニカ種(ジャワ型イネ)

インドネシアのジャワ島でなどでごくわずかに作られています。

米の粒の幅が広く大型で、味はあっさりしていてねばりがあります。

 

世界的な生産量は、ジャポニカ米が約20%、インディカ米が約80%です。

ジャバニカ米はインドネシアを中心に栽培されていますが生産量は多くありません。

 

3. お米に含まれるでんぷん

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お米の主成分であるでんぷんには「アミロペクチン」と「アミロース」があります。

アミロペクチンには炊くと粘りを出す働きがあり、アミロースにはその働きがありません。

これらのでんぷんの含有量の違いにより、お米の種類を分類することができます。

 

うるち米

私たちが普段ごはんとして食べているお米です。

粘りの成分であるアミロペクチンが約80%、アミロースが約20%です。

 

もち米

餅や赤飯、おこわ等に使われています。

粘りの成分であるアミロペクチンだけからなるお米で、うるち米に比べて粘りが強いです。

 

低アミロース米(ミルキークイーンなど)

アミロースがうるち米に比べて少ないので、うるち米よりも粘りが強いですが、もち米ほどではありません。

うるち米よりやわらかく、冷めても硬くなりにくいという特徴があります。

 

4. お米の栄養

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ごはんお茶碗1杯(150g)に含まれている栄養成分

炭水化物

55.7

エネルギー源。

たんぱく質

3.8

筋肉や内蔵、髪、爪など構成する。

脂質

0.5

エネルギー源。細胞膜や臓器、神経などの構成をする。

亜鉛

0.9mg

多くの酵素の構成成分。必須ミネラル。

0.2mg

不足すると貧血を起こす。必須ミネラル。

 

お米の主成分である炭水化物は三大栄養素のひとつで、体内でブドウ糖に分解されます。

脳は血液が運ぶブドウ糖を直接のエネルギーとして利用しているため、炭水化物はとても重要です。

さらに、お米には炭水化物だけでなく亜鉛や食物繊維など体に必要な様々な栄養素も含まれています。

 

5. まとめ

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私たちに欠かせないお米について紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

お米には栄養がたくさん含まれていますが、お米だけ食べていても必要な栄養素がすべて摂れるわけではありません。

お米を主食に、バランスの良い食事を心掛けましょう。

 

 

参考文献 農林水産省 ホームページ

香川県 ホームページ

     中国四国農政局 ホームページ

     日本食品標準準成分表2020年度版(八訂)

     お米・ごはんBOOK 公益社団法人米穀安定供給確保支援機構

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