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ポカポカ汁物で腸温活!

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冬は便秘になりやすいってご存知ですか?気温が下がり体が冷えると、腸の動きが鈍ったり、気温が高い時に比べ水分を取る回数が減ってしまうので、冬はどうしても便秘になりやすい季節です。

また腸は、"緊張"や"不安な気持ち"が症状として現れる第二の脳とも呼ばれ、腸の不調は便秘などの体調面だけでなく精神面にも大きく影響を及ぼすいわば健康のカギとなる臓器です。

 

今月は、日々を健康に過ごすために意外と大事な「腸」を労わるレシピをご紹介します。腸内環境を整え、腸の動きを促す腸活に体を腸から温める温活を取り入れた腸温活レシピです。まだまだ続く寒い季節を腸温活レシピで健康的に乗り切りましょう!!

1. お味噌汁で朝から腸温活!

腸温活はから取り入れるのがオススメ。体温か低い朝からしっかり体と腸を温めると、代謝が活発になり免疫力がアップします。朝ごはんには温かい汁物メニューを取り入れ、体温を上げていきましょう。

アルカ管理栄養士がオススメする朝の腸温活メニュー。それはお味噌汁です!

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発酵食品である味噌には腸内環境を整える善玉菌が豊富に含まれています。具材を色々変化させながら、ぜひ日々の食事にお味噌汁取り入れてみてください。

 

 

 ピックアップ!オススメお味噌汁の具材 ▶

お味噌汁の腸活効果をさらにアップする、管理栄養士オススメの具材を紹介します。

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【なめこ】

なめこには不溶性と水溶性の食物繊維がバランスよく含まれています。食物繊維は善玉菌のエサとなり、腸内環境の改善に役立ちます。

 

 

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【油揚げ】

大豆を原料とする油揚げは良質なたんぱく質が豊富。体の細胞や筋肉、髪の毛やつめを健康で美しく保つのに必要です。適度な脂質は便を軟らかくし、便の通りを改善します。

 

 

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【三つ葉】

カリウムやβカロテンを多く含みます。三つ葉の香りにはリラックス効果があり、自律神経が乱れやすい朝に取り入れてみて。食欲増進や消化促進効果も。

2. 腸活汁物レシピ~豚汁・粕汁~

お味噌汁は簡単に作れて手軽なメニューですが、やっぱり毎日は飽きてしまう・・・。なんて方もいるのでは?そんなときはお味噌汁を少しバージョンアップしてみましょう!

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今回ご紹介するのは、豚肉の旨味やごま油が豊かに香る豚汁。そして、酒粕のこっくりとした優しい甘味が特徴の粕汁です。

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具材として使用しているごぼうやさつまいもには腸内細菌のエサとなる食物繊維難消化性オリゴ糖がたっぷりです。

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酒粕は味噌と同じく善玉菌が豊富な発酵食品です。腸内環境を整え便秘の解消はもちろん、アミノ酸やビタミンも豊富に含まれているので保湿効果、美肌効果も期待できる食材です。

3.材料

【豚汁】

豚バラ肉 60g
大根 100g
にんじん 40g
さつまいも 60g
ごぼう 20g
こんにゃく 40g
青ねぎ お好みで
500ml
和風顆粒だし 小さじ1
味噌 大さじ2

 

 

【粕汁】

豚バラ肉 60g
大根 100g
にんじん 40g
さつまいも 60g
ごぼう 20g
こんにゃく 40g
青ねぎ お好みで
400ml
和風顆粒だし 小さじ1
味噌 大さじ2
酒粕 50g
無調整豆乳 150ml

4.作り方

【1~9は 豚汁・粕汁 共通です】
  1. ごぼうは皮をこすり落としてささがきにし、5分ほど水にさらした後に水気を切る。
  2. にんじん、だいこんは皮をむいて短冊切りに、さつまいもはよく洗って皮付きのまま7〜8mm幅の輪切りにする。
  3. 青ねぎは小口切りにする。
  4. こんにゃくは短冊切りにし、 鍋に湯を沸かしてアク抜きする。
  5. 豚肉は3cm幅に切る。
  6. 鍋に水・大根・にんじん・ごぼうを入れ、蓋をして中火で煮る。
  7. 沸騰したら和風顆粒だしを入れて、豚肉とこんにゃくを入れる。
  8. 豚肉に火が通ったら、アクを取る。
  9. さつまいもを入れて蓋をし、さつまいもが柔らかくなるまで弱火で煮込む。

 

▼▼▼▼ここから工程が分かれます▼▼▼▼

【豚汁の作り方】

  1. 味噌を溶かし入れる。
  2. 椀に盛り、青ねぎを散らしたら完成。

  

  

【粕汁の作り方】

  1. 酒粕に煮汁を少し加えてペースト状にし、鍋に加えて沸騰させる。
  2. 沸騰したら、味噌を溶かし入れる。
  3. 豆乳を加えて沸騰直前まであっためる。
  4. 椀に盛り、青ねぎを散らしたら完成。

 

5.汁物だってメインデッシュに!

野菜は火を加えると量が減り食べやすくなるので、具沢山な汁物メニューは一品で栄養をたっぷり摂れる優れたメニューです。たんぱく質源の豆腐やお肉を加えれば、それだけで充分なメインディッシュです。

前日に野菜を切るなどの仕込みをしておけば、朝でも意外と手軽に作れます。心も身体も充実した1日をスタートさせるため、腸温活汁物メニューで朝から腸内環境を整えていきましょう!

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コラム:YH

レシピ:アルカキッチンチーム

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