再発見!ビーフンの魅力
こんにちは。アルカ管理栄養士です。私たちの食卓に欠かせない食材といえば・・やっぱりお米!しかし近年のお米を取り巻く様々な事情により、お米の代わりにうどんやパスタなどの主食が食卓に並ぶ頻度が増えた方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は意外と知られていない?!お米の代替品のひとつ「ビーフン」をご紹介いたします。
1. ビーフンとは?
ビーフンとは中国南部が発祥とされ、中国や台湾などのアジアを中心に親しまれている主食麺です。兵庫県神戸市にはビーフンの老舗メーカー「ケンミン」があり、焼ビーフンはアルカの管理栄養士も子供の頃から慣れ親しんできた兵庫県民のソウルフードです。
白く細長い麺は、はるさめにも似ていますが栄養的には全く異なる二つ。はるさめの主原料はでんぷんですが、ビーフンは米粉が主原料です。
はるさめは食物繊維を含む炭水化物が主な栄養成分です。一方、ビーフンも炭水化物が豊富ですが、はるさめには少ないたんぱく質やビタミンB群、葉酸が含まれています。またビーフンは、消化吸収がゆっくりのため腹持ちが良く、お米のように満足感を得やすいので、優秀なお米の代替主食と言えます。
2. 一番手軽なんじゃない?焼ビーフン!!
うどんやパスタなどの麺類はワンプレートで済むし、今は美味しい調理ソースなどもあって手軽だし、時間がない時も作りやすいので私もよく利用するメニューです。しかし、ビーフンの手軽さも負けてはいません!
今回は焼ビーフンを作ります。用意したのはこちら。
具材はキャベツ×豚バラ肉にしましたが、エビやイカの海鮮×白ネギなども美味しそう!ケンミンの焼ビーフンは味付けされている麺なので、調理も簡単です。ベースは優しい鶏だし醤油味なので、薄めに感じる方はお好みで塩コショウや醤油をプラスしてみてください。アルカ管理栄養士はカレー粉や柚子胡椒で味変しながら食べるのが大好きです♪
1袋で1~2人分くらいは充分にあるので、コスパも良。
3.手軽に取り入れるグルテンフリー
小麦由来の主食が続いてしまうと、ポツッとニキビが!!なんてことありませんか?また小麦製品はご飯に比べると消化のスピードが早いので、急激な血糖値上昇を引き起こしやすくなります。血糖値の急上昇は血管に負担がかかり、動脈硬化などのリスクを高める要因となり、健康面も心配ですよね。
そんな方におすすめしたいのは、こちらのビーフン。ケンミンの「お米100%ビーフン」です。
グルテンフリー認証機関の認証を取得しており、小麦アレルギーの方も安心して食べれるビーフンです。美容や健康の為にあえてグルテンフリーを選ぶ方も多くなっている近年では、手軽に取り入れられる「グルテンフリー」としてもおすすめの商品です。
4.「お米100%ビーフン」おすすめレシピ
お米100%ビーフンを使用したレシピをご紹介します。さっぱりとしたスープとブラックペッパーのアクセントが特徴のアジア風の一品です。
【ビーフンでフォー風ヌードル】
【材料(1人分)】
お米100%ビーフン | 50g |
鶏ささみ | 1本(60g) |
★水 | 300ml |
★鶏がらスープの素 | 小さじ2 |
★酢 | 小さじ4 |
ブラックペッパー | 少々 |
パクチーなど | お好みで |
【作り方】
- 鶏ささみをゆでる。筋は取り除き、食べやすい大きさにほぐしておく。
- 沸騰したお湯にビーフンを入れ、軽くかき混ぜながら約4分ゆでる。ゆでたらザルにあげ、水切りをする。
- ★の材料を鍋に入れ火にかける。沸騰させるとお酢の酸味が和らぐのでお好みで調節。
- 器にスープとビーフンを入れ、上に鶏ささみ、ブラックペッパー、パクチーなどを盛り付けて完成。
5.新たな主食の選択肢
歴史のある食材ですが、食べ慣れていない方も多いビーフン。ご飯、パン、パスタ、うどん・そば、ラーメン・・・そしてビーフン!!みなさんの新たな主食の選択肢に、ぜひビーフンも入れてみてください!
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コラム:YH
レシピ:アルカキッチンチーム